Category Archives: 漢方の世界・生薬の世界

カラダも春の準備 R6・3・16

駐車場の横の花壇が春っぽくなって来た。

三寒四温で春が訪れる。

春は発陳。

花や草木が一斉に芽吹く時期。

虫や動物も外で動き出す時期。

全てのベクトルが外に向かいます。

血の巡りは「肝」が司令を出す。

朝いちで「白湯」を飲んで軽く散歩。

そういえばコンビニで「白湯」が人気。

私は「笹入りの白湯」

体の汚れや心の穢れに最高の生薬。

穢れは「気枯れ」とも言われます。

気の充実もまた春には大切。

「血は気の母なり」・・・

春の五味は「苦」山菜の苦みで春の準備を。

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774

緑化計画 R5・11・10

お店の緑化計画、冬。

寂しくなった相談机のリニューアル。

クリスマスのディスプレーに苔プランツ。

陰陽五行で、肝は青(緑)

緑を見ると肝の高ぶりがおさまる。

肝は疏泄を司る。

蔬泄とは伸びやかに流す力。

つまり気分良くなること。

森林浴をしてリフレッシュできるのも納得。

これを造るガーデニング。

土をいじります。

陰陽五行で脾は土(黄色)

脾とは胃腸だけのことではない。

生命エネルギーの源の発生源。

これから冬にかけてエネルギーが必要。

脾が丈夫なら代謝も十分に働く。

冬は熱産生を高めないといけない時期。

この時期のガーデニングは理にかなっています。

今日の雨を境に初冬に突入。

元気にお過ごしください!

腸の働きが悪く便秘気味になる時期温かい食事と発酵食品で快便を・・・

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オリーブのまな板 R5・11・4

30年お店で使い続けたまな板を新調。

清心元というお薬をカットする時の板。

何万丸とカットし続け、傷だらけ。

今回はオリーブの板。

何とレーザーで名前まで入れてくれた。

さあ、これであと30年使うぞ!

との意気込みで11月がスタート。

今年もあと2ヶ月を切ってしまった。

お客様のやる気を引き出すのが私の仕事。

だから、私のヤル気がみなぎっていないと話にならない。

スイッチを入れてさあスタート。

ヤル気は姿勢に現れる。猫背でスマホを使い続けてるとヤル気も幸せも逃げていってしまう。

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「気」を沸かす r5・9・1

今日から9月。

猛暑は収まりそうにないので夕方にジョグをスタート。

場所はいつもの名城公園。

暗闇の風景と日中の風景はやはり違う。

ライトアップされていないお城を見るのは久しぶり。

でも走れば汗が噴き出してくる。

汗血同源、血は気の母・・・全くもっていえている。

走った後は何故かフラフラ。

しっかり食べて、しっかり飲んで、しっかり入浴し、しっかり睡眠をして今日は朝から元気。

栄養の補給とか血の補給とかは何となくわかる。

でも「気」の補給ってどうすりゃいいの?

食べて休んで気分よく過ごせば「気」は補充できる。

だからいつもいっている「カラダに良いことじゃなくカラダが喜ぶことをしよう」

今日は防災の日、いざといった時必要なものは食事と水かな?

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凄いぞ漢方 R5・8・30

明日は木曜で定休日。

なので8月の営業は今日が最後!

夏の過ごし方も十人十色。

冷え冷えの職場と暴力的な暑さの炎天下を行ったり来たりの営業職。

一日中炎天下で仕事を頑張る職人さん。

夏の疲れもひとそれぞれ。

生脈散はどちらかといえば「汗」をかき過ぎた人に使う漢方薬。

漢方では「血は気の母」と考えます。

血が気を産むもとであるとの考え。

もうひとつ「汗血同源」といった考えもあります。

体温調節のために出た汗は血も消耗しているといった考え。

生脈散は「人参」『麦門冬」「五味子」のたった三つの処方。

「人参」で気を補い「麦門冬」で津液を補い「五味子」で気が漏れるのを防ぐ。

私の経験で遅くても5日以内に体力、気力が回復するようです。(とにかく効果が早い)

「外で頑張ったぞ!」という高校生諸君、職人さん、ランナーさん・・・生脈散お試しあれ。

今日が久しぶりに薬局らしいブログ発信です。

カラダを使って頑張った人にピッタリな漢方は生脈散です。

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大人になりきれなくて R5・7・24

またまた行ってしまった。

オクトーバーフェスト2023

ドイツビールを堪能。

雰囲気で4杯。

ワイン、日本酒、ビール様々なフェスト。

ほぼ皆勤賞で出席してます。

で、恒例の二日酔い。

私の二日酔いは胃腸に来る。

で、恒例の漢方薬を服用。

「平胃散」と「五苓散」と「田七人参」

ムカムカも早急に回復。

「薬に頼るほど飲むな!」と言いたい。

「酒は飲んでも呑まれるな!」と言うしね。

もっとアダルトに酒を嗜みたい。

次は京都の川床で、鱧で日本酒をチビチビと。

でも「ぐびぐび」いっちゃうんだよな。

ビールを飲んで胃が冷えたら、ゆっくり温かいお茶を飲んでから布団に入ろう。

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見えない力 R5・7・15

店の拝み看板を新調した。

それにしても字が下手過ぎる。

住宅街で人通りがほぼ無いから看板無意味?

そうでもないんです。

意識は色々なものから発信される。

見えないものに力を感じる漢方の世界。

同様に店から発信される見えないものもある。

だから心を込め情報発信すれば何かが起きる。  

つまりは「意識」の問題。

カラダにも同様な作用が起きる。

意識すればカラダが変化する。

見える肉体に何を閉じ込めるか?

コレは「意識」したものが宿る。

今流行りのボディーメークだってそう。

意識するから肉体が変わる。

究極ダイエットだってそう。

食べないから痩せるのではない。

食べたから太るのでもない。

食べるという「意識」が肉体を変化させる。

コレから夏になると頑張るダイエット。

食べる物は悪くない、食べる本人が悪い。

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後半スタート R5・7・1

今日から7月、今年の後半がスタート。

店の入口でお客様様を楽しませてくれた紫陽花を剪定し代わりに観葉植物が鎮座。

植物は根をはり太陽の方向に向こうとするが、自分で移動すること出来ない。

自然に生えている草木は一生同じ場所で過ごす。

大木になれば何千年単位で鎮座する。

人、動物、地球の生命体全ての意識を共有している。

よく「そばにいるだけで」とか「寄り添うだけで」というけど、その世界そのもの。

だから人は大木を見ると思わず手をかざしたくなるのかも・・・。

コレは意識を共有したい、一方的にでも話をしたいと感じるからだと思う。

草花は人の意識を忠実に共有する。

なまじ、欲望がないから、変える力がないから受け入れる力はどんな生命体より優れている。

漢方薬はおおよそ植物の力、生命力を頂いて人の心や体を変化させる。

だから使い手の意識によって効果が決まる。

コレは学問でもなく経験でもない。

あくまで使い手と植物の会話から始まる。

漢方は学ぶものでなく感じるものだ。

勿論学んだ上での感じ方ではあるが・・・

養生とは自分の体との会話.今どうして欲しいか、今何が欲しいのか・・・

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漢方とは R5・6・12

梅雨の花は紫陽花だけではない。

雨の似合う花に菖蒲がある。

雨の中出掛けたのは鶴舞公園。

勿論菖蒲の根は薬用植物としても使われる。

自然な身近なものの力を借りて健康を維持するのが漢方の考え方。

道端で見かけるものの多くが漢方の生薬として用いられている。

その最たるものがドクダミ。

「民間生薬と漢方の差も知らないのか?」

などという人はたんなる玄人ぶりたい人。

一般人にとってはドクダミも漢方。

ただ単に自然の中の生命力を頂くのが漢方。

だから森林浴だって漢方。

お茶を飲むのだって漢方。

漢方とは自然への感謝と享受の心。

梅雨はカラダにも湿を溜め込みます。こんな時なはゆっくり半身浴。

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百合が咲いた! R 5・6・6

百合(ビャクゴウ)と生薬では読みます。

百合の根は清心安神作用がある。

つまり脳をスッキリさせる働き。

記憶は脳が司るとお思っているかもしれない。

でも記憶は心臓が司っているのかもしれない。

心臓移植をうけた人の性格がガラッと変わる事があるらしい。

生前に心臓に記憶されたものが関与しているらしい。

心臓、肝臓、腎臓、胃・・・独立した臓器のように見えてそうではない。

カラダ全体を使って感受している。

だって「人は見かけたでほぼほぼ判断出来る」

優しい顔の人は優しい行動をする。

食事でも感謝して食べるし、丁寧に食べる。

怖い顔の人は暴力的な行動をする。

食事でも雑な食べ方をするし、生きるためだけに食べる。

記憶はカラダ全体でするものかもしれない。

湿気のある時は体の中にも湿が溜まる。

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