Monthly Archives: 7月 2014

糖鎖が不妊の改善に・・・7.9

赤ちゃん

糖鎖が不妊の改善に有効。
そもそも聞きなれない糖鎖・・・細胞の周りに、くっついている産毛のようなもの。
人間は60兆個の細胞でできています。(誰が数えたか知りませんが)
その細胞同士の情報伝達の役割が、糖鎖なのです。
簡単に言うと、道標とか標識とか看板みたいなものですね。

お店に行こうとしても看板が無かったら素通りしてしまいます。
ホルモンも同じで、細胞に看板がついていなかったら、それを感受することが出来ません。
精子と卵子もお互いに情報伝達しながら、受精していくのです。
そんな看板を増やすのが糖鎖なのです。

ノーベル物理学賞をとった田中耕一も島津製作所で、糖鎖の研究をしています。
というと、何だか凄いもののような気がしてきませんか。

そしてこの糖鎖はたんぽぽの葉っぱに多く含まれていて、アミノ酸によって細胞に定着するのです。

勿論、糖鎖だけで卵子の若返りや不妊の対処ができるわけではありません。
が、糖鎖を摂ることによって、確実に妊娠率がアップしているのも事実です。

 

 

 

7月の養成・・・7.2

夏と言えば、朝顔。
わが息子も小学校で朝顔を育てているようです。
私も負けじと種から朝顔を育てています。
「赤ちゃん朝顔」という品種で、枝垂れた様に小さな朝顔が咲くそうです。
ようやく蔓が伸びてきました・・・・。

朝顔

 

7月に入り、名古屋も明日あたりから梅雨空が戻りそうです。
お店でも四六時中エアコンがONの状態。
何となく、体の中の熱が、発散されていない気がします。
夜のジョギング1時間半で、滝のように汗を流して何とかコントロールしている状態です。

漢方では汗は血と同じと考えます。
汗を流しすぎると血が少なくなります。もちろん少しづつですが気も少なくなります。
そんな時に必要なことが収斂。
収斂とは、漏らさず、逃がさず、閉じ込める事・・・って何を?
勿論「気」と「血」ですね。
習慣的に運動をして、たくさん汗をかく人には収斂が必要です。
そして補気と補血。
そんなことで、私が今飲んでいる漢方薬は生脈散。(人参・五味子・麦門冬)
スポーツ飲料代りに、沢山のジョガーにも飲んでいただいている漢方薬です。

そして、まったく体を動かさなくで、一日中エアコンの中にいる人。
どんどん熱が体に籠ってしまいます。
足がだるい、体が重い、冷たいものが欲しい、動悸がする・・・エアコンバテですね。
そんなタイプの人には「気」を流し、体の中の「血熱」をとる必要があります。
そんな症状に使う漢方に牛黄(牛の胆石)があります。
夏になると、とにかく牛黄製剤を沢山使います。

そして、暑くなると誰もが陥る胃腸の弱りとエネルギー不足。
私を含めて、「夏のビールが命!」という人も多いと思います。
キンキンに冷えたビールをゴクゴク飲むと、温かいおしっこがじゃ~じゃ~出ます。
この温かいおしっこのエネルギーは胃のエネルギーそのものなのです。
とにかく冷たいものの摂りすぎには注意しましょう。