2019.12.3 不眠のお悩みに…

日々のご相談で多いのが夜眠れない…というもの。ほかのカラダの症状でのご相談でもよく伺うと睡眠薬を服用している、とか眠れるけれど何度も起きてしまう、とか夜中に目が覚めてそれから眠れない…などなど。睡眠に関するお悩みをお持ちの方がとても多いのです。

いつも寝ている猫

眠れない理由は様々。でも大きく分けると、まずは交感神経の緊張が続きリラックス状態にならない。極度の精神疲労や考え事や心配事があり寝付けない…というタイプ。

このタイプの方には何といっても副交感神経を優位にして体をリラックスさせてくれる作用のある田七人参製剤がオススメ。寝る前に頓服的に服用すると朝がすっきり目覚められる方が多いのです。

もう一つは女性に多いタイプで血が不足して結果として体の巡りが悪くなりホルモンバランスも乱れ睡眠の質が低下する、眠れない…という状態。

女性は月経で出血もあり、もともと血が不足がち。また更年期や高齢の女性も消化吸収が落ちたり食が細くなったり、ホルモンのバランスが崩れたり…で血が不足しやすくなります。

このタイプの方には漢方的に血(けつ)を補うなつめ製剤や十全大補湯や四物湯、補血に加えリラックス作用もある酸棗仁湯などが効果的。体に血を補うとホルモンの巡りも良くなり睡眠の質が高まります。このタイプの方は食養生も大切です。

すごい寝相でもぐっすり寝る猫

他にも心配性で眠れない、考えがまとまらなくて眠れない…などストレスを感じがちな方の不眠には動物生薬の麝香や牛黄の配合された製剤が気を補い気分をリラックスさせて睡眠の質を高めます。

これから寒くなると多いのがカラダが冷えて眠れない、手足が冷たくて眠れない…なども。このタイプの方には当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュウユショウキョウトウ)が即効性もありおススメです。

夜何度もトイレに起きてしまい眠れないという方には八味地黄丸(ハチミジオウガン)や牛車腎氣丸(ゴシャジンキガン)も効果的。

一口に不眠といっても人によって症状は様々です。いろいろな状態が複合的に原因となっている方も多いです。睡眠の質を高めることは生活の質を高めること、健康の質を高めることにもつながりますので、ぜひ一度ご相談下さい。

漢方のかわい薬局 電話052-471-3774 名古屋市中村区大秋町3-51