肺炎は怖い R2・3・9

新型コロナウィルスによる肺炎がクローズアップされています。

今回は肺炎についてのお話を少し・・・

肺は体内に取り込んだ酸素と二酸化炭素を交換する重要な臓器です。(肺循環)

咽頭、気管枝を経由して肺に炎症が及んだ状態を肺炎と言います。

一般的に肺炎球菌、緑膿菌、マイコプラズマ、インフルエンザなどが原因となります。

それ以外にも誤嚥性肺炎といって口の中にの菌を通して発症する肺炎もあります。

肺炎になると咳だけでなく息苦しさや全身のダルさ、胸痛などの症状が出ます。

それぞれの菌やウィルスを特定したうえで抗生物質を使ったり去痰薬、解熱剤などを使って治療していきます。

特に高齢者の場合は高熱が出ずに肺炎を起こすことが多いので、治療が遅れてしまうことがあり注意が必要です。

では肺炎にならないために何が必要か・・・

手洗い、うがい、咳エチケット、オーラルケアは当然のことそれ以上に気をつけたいことが免疫力を高めること。免疫力を高めるとは一言で言えば「体温を上げること」です。

体温を上げるためには「しっかり栄養を摂ること」・・・カロリーではなく栄養です。次に「毎日入浴をすること」そして「十分な睡眠」最後に「しっかりカラダを動かすこと」

これらは治療法が確立されていない新型コロナウィルスに対しても有効です。

さて、漢方には感染症の治療法をまとめた「傷寒論」というものがあります。

これはその時代に恐れられた流行病を治療するための治療体型をまとめた書物です。

だからサーズやマーズが流行った時も中国ではそれらに有効だとしていち早く漢方薬が用いられきました。もちろんそれだけで対処することを勧めているわけではありませんが、漢方薬も有効に働くと私は信じています。

とにかく肺炎は咳っ症状を早く収めることが重要。

咳のお薬として老人によく使うのが「麻黄細辛附子湯」「蘇子降気湯」「桂枝加厚朴杏子湯」「柴胡桂枝乾姜湯」などを使います。

体力をつけるためには「十全大補湯」や「人参養栄湯」などを使います。

漢方薬は症状、体質により使い分けるので肺炎のお薬はコレ、咳のお薬はコレと言った出し方はしませんが一応よく使うお薬を並べておきました。

「新型コロナウィルスにも漢方薬が使えるはずなのになあ」と空想している薬剤師です。

春はさまざまな花が咲き乱れます。

晴れ晴れとした気持ちで外の空気を思いっきり吸い込める日が早くきますように。

早く平穏な日常に戻って欲しいと願っています!

漢方のかわい薬局  電話052-471-3774