2005年の12月に何の前触れもなくウチに子猫がやってきました。お客さんのお宅で生まれた子猫をどうですか?といわれたのがきっかけでした。
最初は色々戸惑うことも多かったのですが今ではすっかり大事な家族の一員です。
(※うちの猫達についてはインスタグラム@ginnan_gumi もぜひご覧ください。)
しばらくして気が付いたのは当然ながら猫も体調を崩すことがあるということ。
獣医さんに行こうかどうしようか迷うときやちょっと様子をみてみよう、というときには漢方薬はとてもよい効き目を示しました。
正しく服用すれば副作用の心配もほとんどありませんし、体に優しく作用します。
今では当初は予想をしなかったほどたくさんの猫ちゃんの様々な病気のご相談を受けるまでになりました。また同時に色々な病気で苦しんでいる子も多いことを改めて実感しています。少しでも猫ちゃんが元気に過ごせるように日々勉強中です。
写真のギンナンは2023年に18歳で亡くなりました。最期まで獣医さんにもかかりつつ、漢方薬を飲みながら過ごしました。亡くなる直前まで食事がとれたのは漢方薬の助けも大きかったと思います。
代表的なこれらのよくある症状についてご紹介します
猫のよくある症状としては軟便や下痢、あるいは便秘ではないでしょうか。うちの猫は一過性の下痢・便秘しか今までには経験がありませんがクマザサエキスでおさまる程度です。
しかし慢性的な便通異常には漢方は試す価値があると思います。
※ここで挙げた症状や薬はほんの一部です。猫の年齢や体力、ほかの症状に応じて色々なお薬が使えると思います。
一過性の嘔吐、毛玉の嘔吐ならば、薬は必要ありません。(換毛期の春先や秋口にはウチの猫も頻繁に毛玉を吐きます。)しかし、そんな季節に関係なく頻繁に嘔吐を繰り返し食欲も落ちるようであれば心配です。胃腸障害や腎臓疾患が原因かもしれません。
※ここで挙げた症状や薬はほんの一部です。猫の年齢や体力、ほかの症状に応じて色々なお薬が使えると思います。
若猫から老猫まで様々な泌尿器の疾患があります。しかもたいていの場合慢性的か繰り返し症状が出てきているようです。
もちろん緊急の場合は獣医さんに行かねばなりませんが普段から繰り返す尿路結石の予防や膀胱炎には漢方薬が効果を発揮しますし、腎不全の進行予防や腎臓機能の維持にも役立ちます。また泌尿器疾患ではありませんが糖尿病のコントロールにも漢方薬が有用です。
〜うちの猫の漢方薬の症例〜
数年前、ウチの猫2匹がほぼ同時期におしっこの出が悪くなり、トイレに何度も出たり入ったり、トイレで苦しそうなうなり声をあげていたり…、こんな症状が現われました。病院に…、とも思いましたが尿が全く出ていないわけではなかったのでとりあえず漢方薬で様子を見る事にしました。
観察した様子ではメス猫のグミの方は人でいう膀胱炎のような感じ(頻繁にトイレに行くけれど少量づつしか出ない、トイレ時間が異常に長い)
オス猫のギンナンの方は尿をする時にうなり声をあげたりして痛みがある様子。尿の出もあまり良くない…膀胱炎?尿路結石か…?と勝手に思う。
いずれの場合もまずはおしっこをしっかり苦痛なく出すことが先決。人の場合もまず第一選択となる膀胱炎に使う漢方を与え始める。抱っこを嫌がらないギンナンはシリンジで水に溶いた漢方を口に流し入れる。
問題は抱っこのできないグミ。自分から寄ってくるときにしかさわれないノラ気質の繊細な気難し屋。でも幸い食いしん坊なのでこちらはエサに混ぜる作戦でいく。おやつのウェットフードに混ぜたり、普段のドライフードに水に溶いた漢方を少量づつ混ぜ込んでこまめに飲ませてみた。
すると二日目にグミがトイレで多めの血尿を出し(掃除の時に大きいピンク色のおしっこ玉を発見)そのまま完治。ギンナンの方も徐々に尿量が増えてきて苦痛の声も出さなくなり、数日で元通り。
それ以来再発予防もかねて時々与えるおやつのウェットフードにはクマザサを欠かさず入れるようにしていて、ちょっとおしっこの出がよくない…?という時に早めに漢方も与えるとすぐにおさまる。
白血病や猫エイズのキャリアの猫ちゃんなど免疫力が低下している猫ちゃんに多い口内炎。 口の痛みで十分に食事がとれずに痩せてきてしまうことも多いよう。ひどくなると食事が取れなくなり命にかかわる事もあります。 ステロイド薬の長期服用による腎不全も心配です。
また口内炎による口のニオイやよだれがひどくお困りの猫ちゃんもとても多いようです。そんな時にはまずクマザサです!
お外出身の猫ちゃんはほぼ全員と言ってもよいほど持っているのがネコ風邪症状。以前うちの猫たちも子猫の時に鼻水を垂らしたり目ヤニが出ているので見てもらったところ獣医さん曰く、このウィルスはずっと体内に存在し大きくなれば自然に治る子がほとんど。ただ体力低下や免疫力が低下すると症状が再び出てくる…とのことでした。
それでも大きくなってもなかなか風邪症状が治らない子もいます。そのような時は漢方薬も症状に応じて使えます。
ここで挙げた症状や漢方薬はほんの一部です。猫ちゃんの年齢や体力、ほかの症状に応じて色々なお薬が使えます。 お気軽にお電話(052-471-3774)やメールにてお問い合わせください。
医学の発達や栄養状態、飼育環境の改善などで飼い猫の寿命は10年以上はいまや当たり前のようです。しかしながら長命ゆえの疾患や人間同様に生活習慣病や癌など現代医学だけではままならない病気で苦しむ猫も多いようです。
またストレス疾患やアレルギーなど猫の世界でも現代の人間社会と同じような病気が増えています。こんな猫さんたちにぜひ漢方薬や漢方食品をお試し下さい。
体には穏やかに作用しますが効き目はシャープ。病院嫌いの猫ちゃんも安心。漢方は猫が本来もっている自然治癒力を最大限に引き出す手助けをします。(漢方のかわいでは猫ちゃんの安全に配慮して原料にもこだわった商品を使用しています。)
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