カテゴリー別アーカイブ: 身体のつぶやき

横浜で勉強会・・・6.10

横浜大和屋

6月8日(日)には横浜での勉強会の講師を頼まれ行ってきました。
1時間半お話しをさせていただきました。
皆さん、立派な先生方で、お話しをするのもおこがましい限りです。

でも、お話しすることによってさらに自分の意識が高まってくるから良しとしましょう。

薬局といったお仕事を始めて23年がたちました。
長い時間をかけて気づいたことは、私のお仕事は人を癒す事だという事。
そのためにも、私自身の心と身体が健康状態でないといけません。
健康状態とは、常に前向きに考えられる状態をいいます。
人間ですから体調の悪いときも沢山あります。
でも、そんな状態でも一歩を踏み出すことが出来る力を健康体と言います。
勿論、イライラしたり落ち込んだりすることもあります。
そんな時でも、人に合った時にはにっこりほほ笑むことが出来るのが、心が健康体というのです。

講演の後皆で懇親会に参加してきました。
とても美味しいお酒と食事でした。
帰りには定番の崎陽軒のシュウマイをお土産に買って帰りました。

お客さんにも、心と身体の健康法をお話しできる機会を作るのもよい方法かなしれません。
もし、ご要望がございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

食育2・・・6.6

毎日、梅雨らしい日が続いています。
気分転換にお店の入り口に「紫陽花」を置いてみました。

紫陽花1

前回の食育の基本・・・食べる姿勢の続きです。

「牛乳の中の乳糖がアレルギー、下痢の原因になる」とか
「牛乳はビタミンCを阻害して逆に骨を弱める」とか
「牛乳に含まれる飽和脂肪酸は、動脈硬化、心臓病、脳卒中の原因になる」とか
「成長ホルモンや女性ホルモンを使っているため性ホルモン系の癌になる」とか

牛乳は社会悪だ!との記事や言葉が溢れています。

本当の様な気もしますし、不安を煽っている様な気もします。

では実際私たちはどのように考え、行動し、選択すればいいのでしょうか?

色々な情報が氾濫している今の世の中、事実は一つだけではないのかもしれません。

だからこそ「感じる」を大切にしなければいけないような気がします。

 

「温かい牛乳を飲むとぐっすり眠れる」とか
「運動の後に牛乳を飲むと筋肉の疲労回復が早まる」とか
「勉強で疲れた頭には一杯の牛乳が最高」とか

そんな声が実際に聞こえるのも事実です。

私は水分補給として牛乳をコップで飲むといった習慣は、今はありません。

私の息子は食事の時に、お茶の代わりに牛乳を飲んでいます。

「感じる」とは「正しいことを心で理解する」・・・ことです。

 

人間も牛も赤ちゃんを産んで「乳」が出るのです。

「牛乳」は牛が赤ちゃん育てるための大切なものなのです。

でも、お母さん牛は自分の子供に「乳」を与えるチャンスは一度もありません。(人間に奪われたのです)

そんな大切な「乳」を私達人間は牛から横取りしているのは事実です。

 

だからこそ、決して牛乳を粗末に扱わないでほしいのです。

もし飲むなら、大切に心して飲んで頂きたいのです。

 

 

 

暑熱順化・・・5.24

4月から続けているランニングスクール。
毎回、しっかり汗をかいています。
写真はトレーニング場所の瑞穂北陸上競技場です。

競技場

そこで、今回のお話は聞きなれない・・・暑熱順化。

本来、梅雨のジトジトした暑さに体が順化していって夏を迎えていたのですが
近頃はエアコンのスイッチがON!

積極的に順化し、体を夏用に切り替えていいきましょう。

 

人間は心臓に戻ってくる血液量を絶えずモニターしており、少なくなった場合は瞬時に皮膚血管を収縮させ、発汗量を抑えます。すると皮膚表面からの熱放射が減少して熱中症になるというわけです。

 

暑熱順化すると、サラサラの汗をかくことができます。

暑熱順化すると、汗をかくタイミングが早くなります。

暑熱順化すると、体の水分量、血液量が増加します

 

つまり、順化すると汗腺が強くなりナトリウムが再吸収されるのです。
その為体液バランスが崩れにくくなるのです。

 

暑熱馴化は、暑い環境での運動を1週間から10日間続けると完成します。

 

高温下で1時間程度の軽い運動からはじめ、徐々に強度や時間を増やしていきます

4~5日でほぼ暑さに馴れたからだができます。

10日ほど持続できればほぼ完了。

あとは適度に運動し、汗を出し、きっちり水分補給をするだけでOKです。

せっかく馴化しても、エアコンの中にばかりいると効果は薄れてくるので注意が必要です。

 

早く夏よ来い!・・・私は暑熱順化は完璧です。

 

 

野菜・果物大丈夫!5.23

「野菜ジュースは身体に悪い!」こんな記事をよく目にします。

野菜や果物はビタミンやミネラルをたくさん含んでいて体に良いイメージがありますよね。

実際どうなのでしょうか?

 

ブロイラーをはじめ牛肉、豚肉、養殖魚などは抗生物質づけのイメージがありますが

水耕栽培の野菜だって負けていませんよ。

早く成長させ、沢山収穫するため、植物ホルモンや、大量の窒素肥料を使います。

 

スターバックスのストロベリー&クリームフラペチーノやストロベリーバナナスムージー。
そしてファイブミニのあの赤色は何か知っていますか?

天然着色料、コチニール。

実は、昆虫を磨り潰して作ったもの。

コチニール

アレルギーの報告があるにも関わらず黙って使われていました。

 

健康に良いと思っている野菜や果物が、実は…ということが多いものです。

やっはり、大量生産される野菜ジュースや健康ドリンクにも注意が必要なのですね。

 

私は顔が見える野菜や果物をと心がけています。

イチゴジャム

ということで、昨日はストロベリーのジャム作り。

レモンとイチゴ(アキヒメ)2パック、グラニュー糖(あまり体には良いとは思いませんが)だけで作りました。
市販されているジャムよりも安全だと思います。

食品の「機能性表示」解禁へ・・・5.17

農産物なども効能・効果を表示してもよい・・・

安倍首相が成長戦力の一環として、現行の規制を緩和する方針だそうです。

 

記憶力を強化するレシチンを多く含む大豆、脳神経の発達に欠かせないDHCを含むサバ、脳のエネルギー源のブドウ糖を多く含むバナナがデザートとして入ったお弁当が「頭を良くする弁当」として売り出されるのも時間の問題ですね。

 

冗談はさておき、昨今いわれている医食同源。

正しい食事を心がける事が、病気を予防する最善の策であることは間違いありません。

ただ、怖いのは、必要以上に必要でないものを摂ってしまう人間の習性です。

トマトのリコピンが痩せるのに良いと話題になれば、スーパーの店頭からトマトが消えてしまうのです。

 

基本は適量、バランス、そしてその食材が持っているエネルギー。

これに尽きると思います。

 

お菓子も食事も出来る限り無農薬、無化学肥料、オーガニック食品をとっていきたいものですね。作る人にも優しく、土地にも優しく、使う人にも優しく・・・。

 

本当に良いものが、正しく理解され、人間の心と体に正しく作用するための規制緩和であってほしいと切に願っています。

 

 

12月18日  降圧剤は計画的に!

「ご利用は計画的に・・・」

キャッシングだけの問題ではありません。

 

降圧剤ディオパン・・・

計画的にデーターを操作しました。

年間1000億円以上の売り上げを記録しました。(拍手!)

計画的な企業努力により大きなニュースにはなっていません。

 

1987年の旧厚生省の基準では上が180未満、下が100未満で正常。

1970年代は上が160未満、下が95未満で正常。

1993年では上が140未満、下が90未満で正常。

今は上が130未満、下が85未満で正常。

厚生省が計画的にデーターを操作、見直して、高血圧患者は何と16倍に増加(拍手!)

医療費は何と2兆円、薬代9000億円を高血圧医療によって増加させました。

 

人間年とともに血圧が上がるのは当然です。

基準を超えて降圧剤を服用している多くの人がいます。

直立歩行の私達が、脳に血液を流すために必要な血圧が、最高血圧なのです。

「ぷちっと血管が切れないほうがいいでしょう、ちょっとくらいボケたとしても」

と言われ、計画的に降圧剤を飲んでいる人が多いのです。

50歳過ぎたら、1970年代の基準で十分でしょう・・・と思うこの頃です。

12月3日 自分の体は自分で守る

街の街路樹も散り始めいよいよ冬がやって来ました。
カレンダーを見ると、残りがありません。
皆さん、今年やり残したことはありませんか。
人生は、始まりよりも締めが大切だと思いませんか?
一年をどう過ごしたか・・・それにより次の年の目標が決まるのです。
2013.12.3.2

 

 

 

 

 

冬は余分なものを捨て去り、体の内側にエネルギーを溜め、漏らさないようにする時期。
落葉樹も葉っぱに余分な水分と栄養が行き渡らないように膜を作り葉っぱを落とすのだそうです。
人間もかぼちゃや、蓮根、ブロッコリー、サツマイモなどの温野菜を食べエネルギー内に溜めるのが良いのです。(地産地消でかつ季節の野菜を摂りましょうということですね)

2013.12.3.1

 

 

 

 

 

 

 

 

食事が人生を変えるとは決して大げさなことではありません。
あと、ほんの少しの体力や気力が意識そのものを変え、意識が宿命を変え、宿命が人生を変えるのです。
そのためにも、体が喜ぶ食事をしましょう。

そこで、いったい体が喜ぶ食事って何?
出来るだけ形のわかる食材や調味料を使い、手間暇をかけた食事を心がけることです。

先日、トランス脂肪酸が体に良くないとの記事を見つけました。
大まかに解説すると、ファーストフードのポテトやチキンなどの多くが、マーガリンで揚げているとのこと。
マーガリンやショートニングは水素添加により安定化させた、この世に存在しない油。
顕微鏡で見ると、まるでプラスチック。
アメリカでは規制の対象となっているのだが、日本では「今の摂取量では人体に影響が無い」との解釈。
これは、マーガリン工業会の圧力がかなり働いたとのこと・・・。
これからの時期、パーティーセットやファーストフードがスーパーなどで並びます。
見た目は鮮やかで、豪華なイメージですが、果たしてそんな食事で、健康を維持できるのでしょうか。
もっともっとスローな生活スタンスで、食事を楽しむのが良いようです。