カテゴリー別アーカイブ: 漢方の世界・生薬の世界

春がやって来る! R3・2・9

今日は肉の日。肉もいいけど野菜もね!

春分を過ぎてもまだまだ気温は低い。

でも日差しには確実に春を感じるようになってきた。

今では5時を過ぎても明るい。

スーパーに並ぶ野菜や果物にも春を感じる。

菜花やスナップエンドウに春キャベツ。

マイナーなところでは蕗の薹などの山菜。

香りの良いものもは気の発散を促す。

春は芽吹きの時。

芽吹く時のエネルギーを体に取り込む。

内側に向いたベクトルが外に向かう。

陰陽五行で言えば春は肝で青。

本当は青というより緑。

それも薄緑。

新緑の色は春の色。

そんな色を目からも取り入れよう。

色には波動がある。

波動は人間の五感で感じるもの。

旬の食材、春の景色。

色々なものから春をカラダに取り入れよう。

そうするとカラダも春の波長を出す。

すると気持ちがルンルンとなる。

カラダが伸びやかになる。

春だ胸を張ってルンルンと歩こう。

猫背になってスマホ見てる場合ではない。

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774

見えないもの R3・2・5

鍋と一緒に買ったフライパンが到着。

結構な重さ。

早速、アヒージョを作ってみた。

道具を買うと一時料理をするのが楽しくなる。

「弘法筆を選ばず」と言うが。

「料理って楽しい」

そう道具が再確認させてくれる。

これはどんなものにでも言える事だ。

たとえばウチで売っている「漢方薬」

その薬理効果に期待するのは当然。

だがもうひとつ大切な働きがある。

今よりもっと自分をいたわるキッカケ。

この「思い」というものが大切。

食べ物には栄養素とかカロリーが入っている。

それ以外に「思い」も感じてほしい。

それと同じように「漢方薬」にも思いも感じてほしい。

イメージは自分の頭で作るものだから。

それにカラダが反応する。

見えるもの、わかっているもの以外にも大切な事はある。

漢方のかわい薬局電話052-471-3774

節分 R3・2・2

124年ぶりの2月2日の節分だそうだ。

どうしてかは知らないが、節分を過ぎれば春が来る。

春(陰陽五行の木)は芽吹きの時期。

金剋木(金属の鋸が木を伐採する)

だから金の力を弱め春が訪れやすくする。

日本は冬の象徴である柊に鰯の頭を磔けた。

中国では金畜として犬の頭を磔けた。

そして鬼門を開く為鬼を追い出すこととした。

それが豆まき。

鬼門は丑寅の方角。

牛の角と虎のパンツを履かせたものが鬼。

簡単に言えば「そろそろ春の準備をしなさいよ」という事。

でもまだまだ寒い日が続く。

しっかり着込んで、風邪ひかないように過ごしたい。

ただスーパーに行けば旬のものがボチボチ出回っている。

まずは食事から少しずつ春を感じたいものだ。

今日は肉じゃが(新じゃがを使って)と菜の花のお浸しにしよう。

あたかも伝統であるかのように「装われた」恵方巻は食べない。

海苔屋や寿司屋が企みスーパーが商業ベースに乗せたもの。

それが「恵方巻き」

でも海鮮恵方巻きは少しは木剋金になっているのだが・・・

春の準備は食からゆっくりと・・・

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人間はゴム毬のよう R3・1・30

時々やって来る寒波。

うっすら雪が積もった朝。

一月が早くも終わろうとしています。

そろそろエンジンがかかってきた時期でもあります。

今年の目標はぼんやりと霞のような状態。

考えたのは「バランス」

何かが強く出れば何かが弱まる。

何かが冷えれば何かが温まる。

強いところを抑える。

弱いところを補う。

陰と陽の関係を今一度見直して養生に生かす。

これが今年の目標。

暗い夜に小さな灯りが輝くように。

明るい太陽の元の影のように。

何かと何かは補い合い。

何かと何かはは反発し合い。

何かが何かを生み出す。

何かが何かを破壊する。

相生相克は五臓六腑だけで起こしてい訳ではない。

精神症状でも同じように起こしている。

喜怒哀楽も同じように関係している。

悲しいくらいの青空。

曇天の中で感じる穏やかな気持ち。

どこかを補うとか瀉すのではない。

自由に出たり戻ったりが出来るカラダと心。

そんな事ができるのが人間。

人間はもとより完璧に出来ている。

だから足さなくても引かなくてもいいという考え

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DM2月号が完成 R3・1・26

お正月だと騒いでいたらあっという間に1月も終わり。

2月のDMがやっと出来あがりました。

何十年も続く月一のDM製作。

何事も継続が大切。

伝えたいのは・・・

かけがえのない自分を愛おしむ心。

その自分を深く見つめる目。

人間は生まれた瞬間から死に向かっている。

もちろんそんな事を考えて生活する必要はない。

死や老化に抗う生き方をする?

それとも全てを受け入れそのうえでより良く生きる?

Anti Aging?

それともwith Get older?

「若く見える」もそれはそれで大切なこと。

でももっと大切な事は「ウキウキする心」と「好奇心」

もっと経験値を大切にしたい。

そして今以上に胆力を磨きたい。

それには沸き出る生命力を大切に使いたい。

生命力とはすなわち腎力。

漢方の世界では腎力がゼロになった時を「死」という。

「若い」のと「若く見える」のとは違う。

抗う生き方が過ぎれば疲れてしまう。

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冬の養生 R3・1・19

今日も厳しい冬型の気圧配置。

もうすぐ大寒だから当然。

一年で一番寒い時期。

風邪をひかないよう暖かくして過ごそう。

何せ、熱でも出ようものなら自宅待機。

今の時期本来ならば風邪のお客さんが多いもの。

しかし今年は本当に少ない。

マスク、手洗い、自粛で十分予防しているのだろう。

娘の通っている小学校でも今年はインフルゼロとのこと。

「いまだかつて経験がない」と養護の先生が話していた。

自分の健康は自分で守る。

冬の養生は何と言っても食事。

カラダが暖かくなる食事を心掛けよう。

日本人はなんといっても「味噌スープ」

具沢山の根菜類。

生姜をたっぷり入れて。

お肉は・・・温めるなら断然羊肉。

漢方にも「当帰生姜羊肉湯」といった言った処方があるくらい。

でもスーパーにはなかなか羊肉が売っていないのが残念。

仕方がないので今日の夜は豚汁。

そして十分な睡眠。

「変だな」と思ったら温かいスープを一口飲んで寝るに限る。

冬は頑張ると頑張れなくなる。頑張らないと頑張れる。

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枯れのお薬、鹿茸 R3・1・8

外出自粛やリモートにより活動量が減っています。

さらにいつでもどこでも間食。

肥満や糖尿病のリスクが高まっています。

もちろん定期的に運動をする事が一番。

代謝をあげる事ができれば更にGood 。

アクビチンEがいいらしい。

このアクビチンEは肝臓から分泌されるタンパク質。

脂肪を分解する褐色細胞やベージュ細胞を活性化するという。

でもってアクビチンEを活性化するものに「鹿茸」がある。

「鹿茸」は鹿の角。

冷え性で代謝が・・・そんな人に鹿茸が効果的。

また年齢とともに枯れるのが人間。

枯れを感じた人に使うとこれがまた効くのです。

代謝の衰えた人によく効く鹿茸

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寒む! R2・12・14

ようやく寒波がやって来た。

こうなると布団から出るのが一苦労。

心の中で「エイヤッ!」と号令をかける。

そんな中寒くないのかマヌール猫は元気一杯。

我が家にも四匹の猫がいるがみんな寒そう。

人も猫も甘やかされているので暑さ寒さに弱い。

寒さに身体が慣れるまで動きが悪い。

そんな時にやって来るお客さんは「冷え性」が多い。

意外に多いのが男性の冷え性の相談。

かく言う私も「冷え性」

カラダの芯でなく末端の冷え性。

そんな時に私が飲んでいる漢方がある。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯。

これ漢方の中では一番長い名前ではないだろうか。

これをベースに色々組み合わせて使うことが多い。

この時期だけ漢方を飲まれる人も多い。

鼻炎と霜焼けの相談は季節を感じます。

今日も霜焼け相談やってます。

足のマッサージが霜焼け改善の一番の効果。

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風邪対策 R2・12・8

少し冬型の気圧配置。

北風も吹いています。

そろそろ風邪引さんも出てくる頃。

今年は風邪の症状が出ると「ワ〜」となりそう。

まずはPCR検査から始まるのかな?

直接病院や薬局に来る人もいそう。

さて当店として対応ははどうしようか?

まずは換気だけでもしっかりしとかないと。

そしてなんといってもマスク。

それでも充分ではない。

人を見て病を見ず。

漢方の教えです。

漢方で仕事をして生活してきた自負があります。

もちろんしっかり対応します。

「風邪の症状お断り」とは打ち出せません。

まずは自分の健康管理をいつも以上にします。

生活習慣が体調管理に直結します。

今年はいつも以上に「しっかり栄養」「しっかり睡眠」ですね。

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スーパー生姜湯 R2・12・2

12月に突入。

朝晩の気温が下がってきた。

こんな時は「生姜湯」がいい。

カラダがポカポカ温まる。

売っている生姜湯ではちょっと物足りない。

そんな時は自分で作っちゃえばいい。

名付けて「スーパー生姜湯」

作り方は簡単。

生姜湯を半分(甘過ぎるから半分で十分)

それに生姜末を0.3g入れてお湯を注ぐ。

ピリッとした刺激のある生姜湯の出来上がり。

これはカラダを温めるだけではない。

ビールや冷たいものが好きな人には特にいい。

胃が温まる。

ものすごくお腹が空くのです。

ということはダメな人もいる。

胃に炎症や熱を持っているタイプ。

どんなものにも万人に良いものなんて無い。

ま、それを見極めて指導できるのがプロなんだけど。

カラダの芯を温めるのはまずは「胃」を温める。

「胃」が温まれば「腎」を冷やさなくて済む。

それを相剋の関係という。

にはリースナブルな生姜末を有効に使うといい。

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