カテゴリー別アーカイブ: 心のつぶやき

治療とは?・・・5.30

名古屋では朝から真夏のような太陽が照りつけています。

庭ではシモツケソウが咲き出しました。

水分補給をしっかりして、かつ体を冷やさないよう気を付けてお過ごしください。

シモツケソウ

 

「治癒」という言葉があることはご存知だと思います。

 

「治」とは・・・トリートメントの事

「癒」とは・・・ヒーリングの事

 

積極的に病邪に戦いを挑んでいくことを「治」

心と体を癒してあげることを「癒」

 

ドクターのお仕事が「治」

私の薬局のお仕事が「癒」

 

自分らしい人生を送るために「選択」しなければいけないことがあります。

癌などのように、生死にかかわる疾患の場合は特に顕著に感じます。

 

しなくてもよい治療をすること、しても仕方のない治療をすること。

自分でしっかり選択できないと自分らしい人生を完結できなくなってしまいます。

体が病んでも心は病んでいない状態でなければ正しい選択はできません。

 

癒しとは心が楽しくなる方向にもっていく方法です。

「病は気から」といいます。

気とは形の無いものだけど、必ずあるものです。

だから感じるしかありません。

 

心が楽しくなる方法は世の中に一つしかありません。

沢山の人を幸せにすれば、自分の心が楽しくなるのです。

和顔愛語だけでもいいのです。道を譲るだけでもいいのです。

人の為になる事が、自分の心の糧になるのです。

 

 

 

3月15日  子供に使ってはいけない10の言葉!

2014.3.15

ようやく日差しに春を感じるようになってきました。
庭では色々な花が咲き始めました。
植物が芽吹く時期でもあり、人も新陳代謝が活発になる時期です。
そしてもうすぐ新年度が始まります。

長男がこの春小学校に入学します。
長女は保育園の年少さんになります。
知らぬ間に大きくなっていきます。
それにつれて、会話らしい言葉のやりとりが少しずつ増えてきました。
そんな折、こんな記事を見つけ、気になりました。

それは「子供に使ってはいけない10の言葉」という記事です。

①    「よくできたね!」
②    「いい子ね!」
③    「絵が上手ね!」
④    「いい加減に止めないと、○○だよ!」
⑤    「もし○○したら、○○をあげるよ」
⑥    「お利口さんね!」
⑦    「泣かないで」
⑧    「○○するって約束してあげる」
⑨    「たいしたことじゃないでしょ!」
⑩    「何でそんなことをしたの?」

ドキッ・・・耳が痛い記事です。
何故って、私もよく、子供に使っている言葉だからです。
よくよく考えると、ごもっともな事ではありますが。

簡単に済ませたいから、この言葉が出てくるのですね。
子供のしたこと、言ったことに対して丁寧にお話をする。
そんな姿勢で接していれば、これらの言葉は出てこないはずです。

これからは、視線を合わせ丁寧な会話をしようと思います。

 

 

 

 

3月9日 名古屋ウィメンズマラソン

2014.3.9

昨今のマラソンブームです。
女性だけで1万人を超えるマラソン大会が実現して3年。
昨年は家内が出場したので応援のし甲斐もあったのですが、今回は見事落選!

歩き始めた子供は当然の様に駆け出します。
いつから、走ることを止め、歩くことも面倒になり、自動車を使う様になってしまったのでしょうか。
「駆けてみる」と何かが変わるのです。
走って距離を移動することは、車での移動よりも決して有効ではありません。
でも心も体も「豊か」になります。
満足感と充実感・・・そんな感覚があるからこそブームになるのです。
否、ブームは消えるものですが、きっとこれは文化になる事と思います。

「苦しい楽しみ」・・・なんだか不思議な日本語ですが、これがマラソンの醍醐味なのです。

体を動かすと質の良い睡眠がとれます。
お腹も空いて、ご飯をおいしく食べることが出来ます。
血流も良くなり筋肉も増え、酸素を取り込む力が増えてきます。
活性酸素を除去するスカベンジャーも活性化します。
健康を手に入れることができて一石二鳥です。

人間はやはり体を動かして「なんぼ」のものですね。

1月6日 謹賀新年!

2014.1.6

あけましておめでとうございます。

今年のお正月は天気にも恵まれ初詣日和でした。

私も氏神様から始まり、犬神社では沢山の人に赤ちゃんが授かるようにお参り。

信貴山、熱田神宮ではたくさんの人を癒すことが出来るようにお参り。

年齢とともに欲が無くなり、自分のことで祈る事は無くなりました。
そんな無欲の為か、犬神社で引いたおみくじは「大吉」。
でも、驕ることなく、謙虚に一歩一歩、歩んでいきたいと思っています。

年若き私の息子は生駒聖天で引いたおみくじは「凶」。
でも、悲観することなく、前を向いて一歩一歩、歩んでいってほしいと思っています。
今日から元気に保育園に出かけて行ったので大丈夫でしょう。

毎年恒例の所信表明・・・ニンニク
食べると臭くて元気の出る大蒜ではありません。
忍辱のことです。
どのような状況になろうとも、耐え忍び、有頂天にならず、和顔愛語での生活です。
これはあくまで目標であり、おそらくできないであろうと思います。
でも少しでも近づけたらと思っています。

今年もよろしくお願いします。

 

浅草でササヘルスの勉強会

145少し前になりますが7月7日の七夕の日に東京の浅草でササヘルスの勉強会に出席してきました。

朝一の新幹線で名古屋を出発。残念ながら世界遺産登録された富士山は拝むことが出来ませんでした。

今回の勉強会のメインは作家の五木寛之先生の養生のお話です。その中で「萎える心が強い心、萎えない心が弱い心」といった含蓄のある言葉を頂きました。人生を達観している先生だから言える言葉かもしれませんが今を生きるにあたってはとても大切な言葉だと感じました。ストレスとどう付き合うか・・・現代社会では常に考えさせられる問題ですね。

お客様からよく「この症状は治りますか?」とか「赤ちゃんが本当にできるのでしょうか?」などと言われます。そのために病院にも行っているのだし漢方薬も飲んでいるのです。でもそれだけではだめなのだということが今回の講演で教わった事です。「強く思うこと」も大切ですが「委ねる」ことも大切だということです。

「人生とはこういうものだ」と覚悟することにより湧いてくる人間本来の力があることを時々感じます。

今の辛さがあるからこそ味わえる本当の喜びがあるのです。手に入れやすいものには本当の愛着が湧きません。今は未来への準備段階と感じましょう。

「今の状況を素直に受け入れ願いを掛け万全を尽くす」・・・これが今を生きる最良の方法ですね。