自分の趣味嗜好はやはりそれなりの傾向がある。
最近は旅行予約も物を買うのもネット。
アマゾンとGoogleが無かったら生活できません。
さらにレコメンド機能によって全てが誘導されてる気がします。
購買履歴や閲覧履歴から私にお勧めする商品やサービスが表示される。
わかっていてもそれに乗ってしまう。
その日その時によって考えも興味も変わるのが人間なのに。
赤い服を買ったとする。
この人は赤い物が好きだと判断されてしまう。
赤い財布や赤い車まで用意されるのがレゴメンド。
自分の好きなものと自分に合うものとは本来一致しない。
リサーチすれば大まかな判断基準が出来るのは事実。
でも十人十色ともいう。
ならば十把一絡げで判断するのも判断されるのも適切ではない。
たとえば「中年の男性で会社員」と括る。
おそらく居酒屋でクダを撒くのが好きだろうと判断される。
70〜80%は当たっている。
そこから見えてくるのは世間一般の概念でしかない。
でも本当はお洒落なフレンチやイタリアンが好きなのかもしれない。
これは今仕事としている相談薬局にも言えることだ。
病名を聞いて経験則でお薬もしくはサプリメントを勧める。
でも十人十色。
体質も病状も全く違う場合のほうが多い。
経験則、リサーチ、レコメンドどれも当てはめる事は無理。
私の仕事は人を見ること。
だから相談薬局を継続する事が出来るのです。