今だから鬼滅の刃 R2・10・19

観てきました。劇場版「鬼滅の刃」

もうこれは社会現象を通り越しています。

老若男女、全ての人を巻き込む「嵐のような文化」

人の生き方、人の在り方、理想を詰め込んだ文化。

「ヒット作品」などと軽々しく言えません。

美術的、文学的、経済的全てにおいて「ホームラン」作品。

世の中単純なのがいい。

言いたい事をオブラートに包んだような表現はダメ。

やっぱりスロレートだよ。

こんな世の中だからこそ「鬼滅の刃」なのだと思う。

今の時代でなければただの「ヒット作品」

みんなが優しさを求めている。

みんながヒーローを求めている。

何故ならそれらを見つける事が出来ないから。

みんなが「ねずこ」になりたがっている。

みんなが「炭治郎」になりたがっている。

この明るさや優しさが混沌とした今を破ってくれる。

何を言いたいのか自分でもわからなくなってきた。

そう「生きているだけでヒーロー」なんです。

頭の中で十分にヒーローになれる。

煽り運転をしている人。

インターネットに意地悪な書き込みをしている人。

頭の中でも絶対にヒーローになれません。

「優しさ」と「意地悪」はどちらが勝つかはわからない。

でも「優しさ」の方を応援してくれる人が圧倒的に多いのは間違いない。

ヒーローに憧れるのがやっぱり人間の本質。

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