観てきました。劇場版「鬼滅の刃」
もうこれは社会現象を通り越しています。
老若男女、全ての人を巻き込む「嵐のような文化」
人の生き方、人の在り方、理想を詰め込んだ文化。
「ヒット作品」などと軽々しく言えません。
美術的、文学的、経済的全てにおいて「ホームラン」作品。
世の中単純なのがいい。
言いたい事をオブラートに包んだような表現はダメ。
やっぱりスロレートだよ。
こんな世の中だからこそ「鬼滅の刃」なのだと思う。
今の時代でなければただの「ヒット作品」
みんなが優しさを求めている。
みんながヒーローを求めている。
何故ならそれらを見つける事が出来ないから。
みんなが「ねずこ」になりたがっている。
みんなが「炭治郎」になりたがっている。
この明るさや優しさが混沌とした今を破ってくれる。
何を言いたいのか自分でもわからなくなってきた。
そう「生きているだけでヒーロー」なんです。
頭の中で十分にヒーローになれる。
煽り運転をしている人。
インターネットに意地悪な書き込みをしている人。
頭の中でも絶対にヒーローになれません。
「優しさ」と「意地悪」はどちらが勝つかはわからない。
でも「優しさ」の方を応援してくれる人が圧倒的に多いのは間違いない。