三寒四温で春が近づき辛夷の花が咲き始めた。
咲いたと思うと、百舌鳥がやって来て片っ端から啄む。
辛夷は漢方でも用いられるのくらいだから当然。
作用としては鼻の詰まりを改善する。
春の鼻炎の時期には欠かせない生薬だ。
百舌鳥も鼻炎対策をしているのかも知れない。
今年の鼻炎は目に来る。
肝鬱風化・・・モヤモヤした気分が作り出す熱。
熱が昇って軽い炎症を起こす。
肝と目は繋がっている。
ということで、鼻水鼻詰まりにまして目の痒みを訴える。
いつもの鼻炎の薬に少し手を加えなければいけない。
使う漢方も目の充血をとるものが必要となってくる。
十味敗毒湯や洗肝明目湯を使う機会が増えている。
炎症はカルシウムが不足すると酷くなる。
カルシウムが不足する一番の原因が糖のとりすぎ。
この時期はバレンタインやホワイトデーや雛祭りがある。
チョコレートやケーキの消費は半端ない。
「頑張った自分へのご褒美!」と都合よく毎日食べている。
そして涙と鼻水を垂らして喜んでいる。
そろそろココらでリセットしないと・・・。