「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」
仕事柄「説明」はとても重要な事。
説明し、納得してもらう事からスタート。
その時、この言葉を大切にしている。
自分の頭の中で理解不十分だと説明出来るはずがない。
その時には「難しい言葉」で誤魔化そうとする。
もしくは「抽象的な言葉」をもち出す。
そして説得しようとする。(納得ではない)
相手はそんなことはお見通し。
そんな人の事を信用するはずがない。
理解できない時は理解するまで話さない。
知らないことは考えても知ることは出来ない。
一緒に理解しようとすればいい。
何でもかんでも教える姿勢もよくない。
相談薬局をしているとつくづくそう思う。
食事の指導、生活習慣の指導、心の持ち方の指導。
言いたい事は山ほどある。
全てを改善できるはずはない。
言ったところでほとんど理解していない。
相談薬局でやっては行けない事は「教える」という事。
人間としてやってはいけない「おこがましい」事だ。
その人が調べることのお手伝いをする。
その人に合ったやり方を探してもらう。
だって自分と他人は全く違うのだから。
だから「聞く」事がものすごく重要。
聞いたことから足りない部分を探してもらう。
違う側面からアプローチしてもらう。
それが本当の相談薬局の姿勢。