名古屋で伝統生薬勉強会・・・5.26

勉強会

伝統生薬勉強会なるものに参加してきました。

主催は救心製薬。

動悸、息切れ、気つけに救心…その救心製薬です。

とにかく動物生薬が得意な会社です。

動物生薬の品質はピンからキリまであります。

そんな時に頼りになるメーカが救心製薬なのです。

 

一般によく使う動物生薬は

牛黄(牛の胆石で1000頭に1頭)

麝香(ジャコウジカの雄の麝香嚢、または分泌物)

鹿茸(雄鹿のまだ角化していない幼角)

羚羊角(牛科サイガレイヨウの角)です。

 

病気、元気、やる気、そして病は気から・・・気とは存在するが形の無いもの

人間の体の血や津液(水)を動かすのも気のお仕事。

気の概念無くして漢方は考えられません。

そんな時に早く確実に効くのが動物生薬なのです。

ただ難点はとにかく値段が高い事。

そしてワシントン条約にひっかかるため、在庫が限られている事です。

これらの生薬を使い、起死回生する人も珍しくありません。

 

限りある資源を必要な人に、必要な量を使う為にどうしても勉強が必要なのです。

早速、頭に血が上ってカッカしている人に羚羊角を使ってみたら
30分程で、イライラが収まり頭がすっきりしてきました。
本当にシャープな効き目をあらわす動物生薬ですね。