名古屋は昨日の朝からぐっと冷え込み週末から来週にかけて12月並みの気温だそうです。
冷え込んでくると気になるのが体の冷えです。特に手先、足の先の冷えに悩む方も多いようです。ひどくなるとしもやけのできることもあります。
こんな時には漢方薬がおすすめです。よく漢方薬は長く飲まないと効かないよね~という話を聞きますがそれは症状によりけり。慢性病であれば長く飲まなければいけない場合も確かにあります。
しかし、風邪や冷え症には即効性もあります。寒くなるこの時期出番が多くなるのが当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)です。舌を噛みそうな長い名前の処方ですが、この煎じ薬を飲むとすぐに体がホカホカと温まり、手足の先までジーンと温かさが広がっていくのがわかります。
煎じ薬ほどの即効性は少し弱まるものの、粉薬をお湯に溶かして服用しても結構温まります。軽いしもやけであれば数日で治りますし、寒い夜の風呂上りや寝る前に服用しておくと足も冷えずに気持ちよく布団に入って眠ることが出来ます。
1日3回しっかり飲まなくても、寝る前だけとか足が冷えるな~というときにとんぷく的に服用することもおすすめです。ただし、婦人病などが気になる方は少し長く服用していくと生理痛の解消や妊娠しやすくなるといった女性に嬉しい作用もあります。
冷えの質や体質、体調によって冷え症に使う漢方薬はいろいろあります。これからの季節、ぜひ冷えの気になる方はぜひご相談ください。
漢方のかわい薬局HP
名古屋市中村区大秋町3-51 電話 052-471-3774