Category Archives: 漢方の世界・生薬の世界

2018・9・7 心の安定を図る

朝晩、いくらか涼しくなってきました。虫の鳴き声が秋を感じます。いつもより遅く夏水仙の花(赤)が咲き始めました。少しだけでも部屋から出てみると自然に触れることができます。人は自然に触れると優しくなれます。

でも実際昨日の北海道の地震の様子を目の当たりにすると、優しいなどと言っておれないですね。究極地球は土と水、そこに生えている木・・・漢方でいう(木火土金水)がお互いを生み出しお互いを剋しています。これが自然なのです。その中で人は住まわせて頂いているだけです。

自然は人が作った家や車や橋や道路をいとも簡単に破壊していきます。場合によっては人の命さえも奪っていきます。でも絶対奪えないものがあります。それはその人の生き様であったり、優しさであったり、思いやりであったり、憎しみであったり、怒りであったり、妬みであったり、つまり「心」は絶対奪えません。漢方では七情(怒・喜・思・憂・悲・恐・驚)とも言います。

そんな「心」がその人の波動を作ります。「あの人といるとホッとする。」逆に「あの人といるとイライラする」・・・私は断然前者になりたい。

昨日の北海道の地震のニュースを見て「ワー」と思っている野次馬な自分がいます。何も出来ないジレンマな自分がいます。嫌な自分に心がザワザワしてきます。こんな心がきっと体調を悪くしていきます。体調管理は何も食事や運動や睡眠だけではありません。というか一番重要なのが「心」の管理だと思います。

がから昨日はお酒も飲まず、ジムでカラダをいつも以上に動かし、楽しいことを考えゆっくり呼吸を意識して寝ました。「心」の管理は「憂う」「悲しむ」「恐れる」でなく「楽しむ」ことが一番大切です。

名古屋市中村区大秋町3-51

漢方のかわい薬局

電話052-471-3774

明日(土)の営業は午後5時までとなります。

2018・9・3 私の養生法

健康自慢の私です。

でも筋力、回復力、年とともに落ちてきました。

今までは、気持ちで抵抗してきました。

(一時的なものだろうと)ようやくこの頃受け入れなければと思うようになってきました。

誤魔化さずに書くと視力、記憶力も落ちてきています。簡単に言えば「老化」ですね。

だから「養生」が必要なのです。

「養生」とは無理なく出来ること。

つまり「歯みがき」みたいにルーチン出来ること。

で、私の養生はと言えば・・・

※「湯船にゆっくり浸かる」

※「深い呼吸を朝起きた時と寝る前に5分間する」

※「旬の物を使って手づくり料理、腹八分目」

それ以外にも「ジギング」と「ジム通い」を続けています。

それにプラスしてやっていることは・・・

「たんぽぽ茶」と「田七人参」を毎日忘れずに摂ること。

「服用する」でなくて「摂る」と書いたのは・・・

医食同源の一環として取り入れているから。

これが本当に元気になるのです。

どちらも「血流改善」「体内浄化」が目的です。

お客様にオススメし、良いと感じたものを自分で試しているのか

自分で試して良いと感じてお客様にオススメしているのか・・・

どちらにしろ「漢方のかわい薬局」で今自信をもってオススメしているものです。

ちょっとだけ説明しますね。

これが「たんぽぽ茶」

パウチに入っていて煎じてあるので注いで飲むだけ。(とっても簡単)

※「オシッコがよく出ます」・・・浮腫がとれます。

※「カラダがポカポカしてきます」・・・基礎体温が上がります。

「タンポポ茶」て「妊活のお茶」のイメージですよね。

でもそれだけではありません。

それだけではもったいないのが「タンポポ茶」

カラダを温め色々な情報をカラダに的確に伝えてくれるお茶です。

若返りのお茶なのです。

そしてこれが、夢三七(田七人参)です。

別名を不換金とも言い「お金に代え難い大切なもの」と呼ばれています。

今、一番にオススメしているのがコレです。コレさえ飲んでおけば、血管系の疾患はすべてok 。

どちらもまずは「お試し」出来るようにしてあります。

漢方のかわい薬局はいつもこうしています・・・

「まずは合うか合わないか試してみて・・・飲めそうなら続けてみて」

そのためのサンプルです。

サンプルをたっぷり用意してお待ちしております。

次回はもう少し「夢三七」について詳しく書きますね。

明日は台風21号が上陸するかも。

みなさまのご無事をお祈りします。

 

名古屋市中村区大秋町3-51

漢方のかわい薬局

電話 052-471-3774

2018.9.1 9月スタートです!

季節はもう秋。

朝晩の風に優しさを感じるようになってきました。

そろそろカラダも秋の仕様にしなくては…

夏に外に向かっていたエネルギーを内側に向ける時期が秋。

簡単に言えば守備に向かう前のグランド整備をしている時期です。

水をまいて少し湿らせ,トンボをかけるのです。

カラダはほんの少しのお湿りが欲しいのです。

どの臓器がその仕事をするかといえば「肺」です。

肺が弱るとどうなるか?

喉が乾燥して「咳」がでます。

腸が乾燥して「便秘」になります。

お肌が乾燥して「肌荒れ」になります。

粘膜が乾燥して「免疫が低下」します。

だから「肺 」をいたわってあげないといけません。

「肺」をいたわる食材って何?

山芋・梨・ダイコン・蓮根・白ごま・蓮の実・白キクラゲ

そうです、白い食材が秋の旬の食材。

そして大切なのがそれを全身に回すこと。

だから、辛味の食材を適量摂ることも大切。

ネギ・ニラ・ニンニク・生姜・大葉・コショウ。

とにかく旬の食材を使って腹八分目。

シャワーでなくゆっくり湯船に浸かってカラダをゆるめる。

できればそのあとしっかりストレッチ。

そして十分な睡眠。

カラダをいたわるとはカラダを大切に扱うこと。

丁寧に生きるということ。

それを「養生」というのです。

食事の摂りかたもしっかり指導している「漢方のかわい薬局」です。

2018.7.31 暑さは続く~!汗のニオイ対策

台風が過ぎ去っても、暑さはまだまだそのまま続きそうな予報です。最高気温が35度の予報だともはや涼しく感じてしまうのが怖い名古屋の夏です。

汗を大量にかくこの季節、気になるのが汗のニオイ。そんな時には飲む消臭薬ともいわれるクマザサエキスのササヘルスがおすすめ!1日に10mlを2回の服用ですっきり爽やかに過ごせます。

暑さで食欲のない時にも胃の働きを整え食欲不振を解消します。体臭口臭に効果のある医薬品、ササヘルスを夏こそぜひお試しください。

この季節には麦茶に混ぜて飲んだり、冷えた胃腸を温めるためにあったかい白湯に入れての服用も効果的です。夏の疲れを感じる時にもぜひ飲んでいただきたい自然の恵みたっぷりのお薬です。

※そろそろ4ヵ月になるカリンです。

お知らせ。明日から8月です。9(木)~12日(日)まで連休しますのでよろしくお願いします。

漢方のかわい薬局 電話052-471-3774  名古屋市中村区大秋町3-51

2018年⒎17 夏バテには牛黄!

7月14日〜16日迄の3連休。

小学5年生の長男にとっては、プレ夏休みです。

三日間何をしたかといえば、野球のクラブチームでの練習。

朝9時から夕方の5時まで炎天下で野球漬け。

もちろんしっかり給水をし、時間を決めて休憩をとりながら・・・

「不要不急の外出は控えるように」と言われているのに大丈夫かな?

さすがに今日の朝はしんどそう。

そこで学校に行く前に朝風呂に入り、霊黄参を1カプセル服用。

20分ほどするといつも通り元気が出てきたようです。

真っ黒に日焼けした長男がなんだか頼もしく感じられます。

霊黄参とはいったい何?

牛黄と人参の入ったお薬です。

牛黄はカラダに不要な熱を冷ましてくれます。(冷やすのではないありません)

体が火照った時には抜群に効きます。

軽い熱中症にも効きます。

とにかく牛黄は夏の疲れにはとってもよいお薬です。

そんな牛黄ですが、値段がべらぼうに高くなっています。

キロ8000円を超えています。(ということは金より高い!)

当然投資の対象になっています。

安定供給さえおぼつかなくなっています。

必要な人に必要な量でしっかり効かせたいお薬・・・それが牛黄です。

連日の猛将を乗り切るには、睡眠も大切ですね。

寝室にエアコンの無い我が家ですから、いかに涼しく眠るかが大切。

そこでお風呂にハッカ油を入れています。

スースーして快適?とまではいきませんが、なんとか眠れます。

やっぱり最後はなんといっても食事。

しっかり食べる。

冷たい物をとり過ぎないようにして胃腸は整えておきましょう。

今日の昼は、ちょっとスパイスを効かして夏野菜をタップリ食べました。

ズッキーニとアスパラとトマトをたっぷり。

もちろんニンニクもたっぷり、味付けはヨーグルトとカレー粉。

お肉がなかったので竹輪。(リースナブルで美味しかったです!)

漢方のかわいい薬局

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2017.7.3 四十・五十肩には漢方薬!

6月の半ば梅雨の湿気のせいか、子どもに付き合ってやったバットの素振りのせいかわかりませんが朝起きるとひどい肩こりと首の痛み。最初は寝違えたな・・・?とあまり気にしていませんでしたが、数日たっても首はまわしにくく腕も痛くて上がらず、体が動き出す日中は少しましになるものの翌朝起きるとまた痛む・・・が1週間も続き、ようやくもしかしてこれが五十肩!?と気づきました。痛みに良いと言われる田七人参製剤を飲んでみたり清心元をのんでみたりしてもそれだけではどうもイマイチ・・・。※新聞の上で寝る子猫のカリン。もうすぐウチに来て1カ月。それならばとさらに漢方薬の葛根湯と血流を良くするものを合わせたもの作りを飲んでみるとぐっと楽になってきました。そして1週間ほど服用しようやく元に戻りました。ずっとこのままだったらどうしよう・・・!?と思っていたので治ってホッとしました。肩こりに使う漢方薬は体質や原因に応じて人それぞれですが、肩こりが続きお困りの時はぜひ漢方薬をお試しください。四十、五十、六十肩だから・・・と諦める必要はありません。さらに田七人参や清心元を併用するのが効果的です。気づけば自分も四捨五入をすると50歳。元気なつもりでもいつのまにか体も年相応に変化しているのかもしれません。昔は解らなかったことが今になって色々わかってきました。これから年を取るともっといろいろなことに気付けるようになるかもしれません。そう思うと年を取ることも全然悪くないなと思います。名古屋市中村区大秋町3-51 電話052-471-3774漢方のかわい薬局

2018.5.7 季節の変わり目の疲れに・・・

今年は5月に入ってもなかなか天気が安定せず、寒暖差の大きい日が続きます。

ゴールデンウィークが終わっても疲れが取れない、ボーっとしてしまう・・・そんな方も多いのではないでしょうか。そんな方には三七人参(田七人参)がおすすめ。

三七人参に豊富に含まれるサポニンには血流の流れをスムーズにして血圧の安定作用があり、高い人にも低い人にもちょうど良い具合に整えてくれます。また滋養強壮食品としても知られていて、三七人参を食すると赤血球が増えて酸素を運ぶ機能が高まり疲れを感じにくくなります。

中国では心臓の冠状静脈の拡張作用が注目されていて心臓機能に不安のある方にも多く使われているようです。そのほかにも肥満、メタボ、糖尿、眠れない・・・といった血液の流れに関する症状には抜群の効果を発揮します。

この疲れは季節のせい・・・?実は血液の流れのせいかもしれません。ぜひ一度最高品質の三七人参製剤をお試しください。体の動きが変わります!

窓辺でくつろぐナツメ。日向ぼっこが大好き。

名古屋市中村区大秋町3‐51 漢方のかわい薬局 電話052-471-3774

2018.4.3. まだ続く花粉症には・・

杉花粉はほぼ終息してきているようですが、これからあとひと月はヒノキ花粉の最盛期です。

空気が乾燥しホコリっぽく、風も強い春は花粉症でなくとものどがムズムズしたり咳が出たり、風邪をひいたりと何かと耳鼻科系統にトラブルの起きやすい時かもしれません。そここの季節におすすめなのが紅豆杉茶(コウトウスギチャ)です。

もともと紅豆杉は癌やリウマチなどの方によく使っていただいている錠剤サプリメントですが、ティーパックタイプのお茶もあります。紅豆杉は中国雲南省の高山にそびえる巨木で抗炎症作用に優れているといわれています。

私は毎年ヒノキの花粉症がありますので、この季節は鼻炎の漢方を時々飲んでいましたが今年はこの紅豆杉茶を試しています。1パックが900円近くする高級なお茶ですが1リットルの湯で5分ほど煎じると紅茶のような色のお茶が出来ます。

それを2~3日かけて飲みますので、それを考えるとさほど高くもありません。花粉症には漢方薬もよく効きますが、このお茶もかゆみがぐんと楽になり同程度の効果があると感じます。味も漢方薬よりも飲みやすく手軽にちょこちょこ飲めます。

花粉症に悩まされている方はまだまだ多いと思います。ぜひ一度ご相談ください。

※3月31日の名城公園の花筏

2018.02.07 寒波が続きしもやけ発生!

北陸の大雪もまだまだ続いていますが、名古屋も例年にない寒さが続いています。

数日前に子どもが「足が痛くて靴が履けない・・・」などと言うので、買ったばかりの靴なのにもうきつくなったの?「違うと思う・・・」マメが出来たの?「出来てない・・・」転んだの?「転んでない・・・」と問答を続けても何が原因なのかよくわからず、しばらく放っておいたら今度は足がかゆい!と言い出しました。

もしかして・・・、と思い足を見たらやっぱり!かかとにも指にも、大きいしもやけがいくつかできていました。確かにこれでは靴を履くと足が痛いし、暖かい所にいると逆にかゆくなるはずです。

寒さの中でも外を走り回ったり、部活に励む子供たちの中には足先だけは冷えてしもやけのできる子も今年は多いのかもしれません。しもやけは体質にもよりますが末端の毛細血管に血液がよく流れずにできます。お風呂でマッサージしたり、足を冷やさないようにすることが予防になります。

漢方薬では以前にもご紹介しましたが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)やそれにさらに血流を改善する漢方薬を合わせたりするのが効果的です。しもやけまではできなくても、夜布団で足先が冷えてなかなか温まらない方などにもお勧めです。※写真ギライなギンナン。渋い顔。

寒さで背中や体がぞくぞくして服を着込んでも冷える時はありませんか?

これは典型的な風邪のひき始めです。そんな時には有名な葛根湯や麻黄附子細辛湯などがおすすめ。子どもには麻黄湯もよく使います。初期であれば風邪だけでなくインフルエンザでも本当によく効きます。寒気は咳や鼻水、熱が出ていなくても風邪の前兆なので早めに漢方薬で対処するのがおすすめです。

体の冷えは漠然とした症状で特に病名はつきませんし病院では治療法もありませんが、漢方では大事な症状としてとても重視しています。早めに解消して万病を予防しましょう。

2017.12.05 年齢を感じたら・・・更年期の漢方薬

先週のあさイチ(NHK)で男性更年期の特集を見ました。その中でうつ病と似た症状や男性機能の低下、疲労感など様々な症状があると紹介されていました。

更年期と言えば、一般的には女性特有の症状と思われがちですが男性にも症状が現れる方が多いようです。番組で紹介されていた方は柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)という漢方薬の処方と食事や運動に気を付けることでかなり症状がよくなってきたようでした。

このほかにも漢方薬には男女問わず更年期によく効くものが沢山あります。柴胡加竜骨牡蠣湯はどちらかと言えば体力がある方に使う処方です。疲労感や精神的なストレスがあるときや血圧の高めの方、また胸苦しさを感じることがある・・・などの方によく効きます。

反対に体力があまりない、冷えやすい、夜中によくトイレに起きるようになった、口や目が渇くなど体にうるおいが無くなってきた・・・(女性であれば生理不順が起こってきた、出血量が減ってきた・・・など)が気になるような方には八味地黄丸(ハチミジオウガン)がおすすめ。簡単に言うと体のエネルギーを補うような薬で更年期にか限らず妊活中の方や高齢の方の骨折予防、腰痛、お腹に力が入らない・・・など様々な症状によく効きます。

イライラや不安感など精神症状の強い方には牛黄清心元や温胆湯(ウンタントウ)、半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)、松節製剤、田七人参製剤などもおすすめです。

男女ともに更年期にはホルモン補充が有効な時もありますが、中にはホルモン剤の効かない方や合わない方もいます。そんな時には漢方薬という選択もあります。これって病院の何科に行けばいいの?とか病院では異常なしと言われた・・・という症状の時などにはぜひ一度ご相談ください。

もちろん番組でも紹介されていましたが日頃の食事や運動習慣もとても有効です。日々の暮らしの見直しも大事な治療のひとつですね。 昨日、この冬最初のネコ団子ができました^_^