12月17日 ピル副作用11人死亡例

12月も残すところ後半月を切ってしまいました。
本当に必要な治療を受けていますか?と疑問を感じることが多々あります。
薬や検査・・・何をとっても、自分で判断し使わなければいけない時代です。
今朝、朝日新聞の一面にこんな記事が載っていました.

新聞記事12.17

低用量ピルは避妊の目的だけでなく、子宮内膜症の治療や、不妊治療の移植周期前の卵巣の休息のためにまで使われています。
ピルとは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の合成ホルモンです。
エストロゲンは静脈血栓や肺血栓のリスクがあり、プロゲステロンは動脈血栓(脳卒中や心筋梗塞)のリスクが高まります。
もともと、血液凝固系と線溶系のバランスを崩すので注意が必要なのですが、どうやらピルは血小板や内皮細胞にも作用して血液凝固を促進するらしいのです。

でも、本当のところの血栓障害はもっと多いような気がします。
たとえば、喫煙者の場合はもっともっと危険度は跳ね上がると思います。

それ以上に問題なのが、うつ状態をつくること。
婦人科では、「そんな話は聞いたことがないし、気のせいだ」との説明。
でも、実際当店でもうつ状態になってやる気が無くなるといった声を多く聞きます。
ホルモンバランスがオーダーメードで放出されない体は、やっぱり精神的にもおかしくなるはず。
そのうえさらに、その人が心療内科で、抗鬱剤のお世話になっている。
これって、本当におかしいことだし、悲しい事実なのです。

しっかりお薬や検査を把握して、メリット、デメリットを自分で判断しなければいけない時代です。