7月の養成・・・7.2

夏と言えば、朝顔。
わが息子も小学校で朝顔を育てているようです。
私も負けじと種から朝顔を育てています。
「赤ちゃん朝顔」という品種で、枝垂れた様に小さな朝顔が咲くそうです。
ようやく蔓が伸びてきました・・・・。

朝顔

 

7月に入り、名古屋も明日あたりから梅雨空が戻りそうです。
お店でも四六時中エアコンがONの状態。
何となく、体の中の熱が、発散されていない気がします。
夜のジョギング1時間半で、滝のように汗を流して何とかコントロールしている状態です。

漢方では汗は血と同じと考えます。
汗を流しすぎると血が少なくなります。もちろん少しづつですが気も少なくなります。
そんな時に必要なことが収斂。
収斂とは、漏らさず、逃がさず、閉じ込める事・・・って何を?
勿論「気」と「血」ですね。
習慣的に運動をして、たくさん汗をかく人には収斂が必要です。
そして補気と補血。
そんなことで、私が今飲んでいる漢方薬は生脈散。(人参・五味子・麦門冬)
スポーツ飲料代りに、沢山のジョガーにも飲んでいただいている漢方薬です。

そして、まったく体を動かさなくで、一日中エアコンの中にいる人。
どんどん熱が体に籠ってしまいます。
足がだるい、体が重い、冷たいものが欲しい、動悸がする・・・エアコンバテですね。
そんなタイプの人には「気」を流し、体の中の「血熱」をとる必要があります。
そんな症状に使う漢方に牛黄(牛の胆石)があります。
夏になると、とにかく牛黄製剤を沢山使います。

そして、暑くなると誰もが陥る胃腸の弱りとエネルギー不足。
私を含めて、「夏のビールが命!」という人も多いと思います。
キンキンに冷えたビールをゴクゴク飲むと、温かいおしっこがじゃ~じゃ~出ます。
この温かいおしっこのエネルギーは胃のエネルギーそのものなのです。
とにかく冷たいものの摂りすぎには注意しましょう。