Category Archives: 漢方の世界・生薬の世界

不眠は息を吐いて改善 R2・6・30

緑が嬉しそうに雨を食べています。

雨の火曜日。

梅雨もあと半月ほどですね。

今日も夜8時までの営業です。

「夜眠れない」「途中で目が覚める」「夢が多くて熟睡感がない」

そんな相談が増えています。

コロナの影響なのは間違いない。

でも私のように楽観的な性格の人は不眠にはならない。

いわゆる「真面目」「几帳面」「怖がり」などの下地がある。

それは個性であり、いいとか悪いとかではない。

そんなときはやはり「腎」と「肝」を整えるしかない。

不安、恐怖が強いときは「腎」の漢方をつかう。

不満、我慢が強いときは「肝」の漢方を使う。

そして何より大切なのが「氣」の取り入れ。

簡単にいえば「呼吸」

呼吸法は「息を吐く」ことが重要。

ため息を長くする感覚で吐く、吐いて吐いて吐き続ける。

その時に体の中に溜まった黒い汚いものが出続ける感覚で。

少し苦しいけど「吐きまくる」

すると不思議「頭の中がキラキラ輝いてくる」

ここまできたら「氣」が回り始めた証拠。

ヨガでも瞑想でもとにかく呼吸でしょ。

その時もやはり「吐く」なのです。

これはなにも不眠症だけに言えることではない。

全ての健康は「息を吐く」ことから始まる。

貰うより与える、入れるより出す・・・これがより良く生きるコツ

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774

熱中症予防 R2・6・23

振り返ってみても梅雨に雨が続くわけではない。

今日も空は真っ青。

気温も30度を超える予想。

真面目な日本人、街中でもしっかりマスクをしています。

こんな時に気を付けたいのが「熱中症」

特に気を付けなければいけないのが「高齢者」

熱中症と相関関係にあるのが「体内水分量」

赤ちゃんの体内水分量は70%

成人の体内水分量は60%

老人の水分量は多くて55%

どうして水分量が少ないと熱中症になりやすいのか?

カラダの水分量はお肌などの細胞の中にあるだけではありません。

血液の中の水分量も高齢者は少ないのです。

つまり血流量が少ないという事。

血液の量をチェックするのは何処か?

ズバリ心臓です。

そこを通る血流量が少ないと末端の血管が収縮をして汗を出さない様にします。

いうことは「汗が出ない」

つまり「熱がこもる」

結果「熱中症になる」

だから「老人は熱中症になりやすい」ということです。

対策はというと

  • こまめな水分補給
  • 自律神経の安定感のため睡眠はしっかり
  • 津液を漏らさない様に体表面の強化(カラダを動かし1日一汗)
  • 増血のためにタンパク質をしっかり摂る

もっと積極的に熱中症対策はといえば・・・やはりコレ!

左が生脈宝(ショウミャクホウ)

人参・麦門湯で津液をふやす。

黄耆で肺の力、皮膚表面の力をつける。

五味子でエネルギーが漏れない様にする。

まさに今ぴったりの漢方薬です。

ペットボトルに溶かしてスポーツドリンク代りに使っている人が多いです。

そして右が棗蔘宝(ソウジンホウ)

黒棗と阿膠と人参。

鉄分、葉酸、コラーゲンの吸収が抜群です。

生脈宝(ショウミャクホウ)と棗蔘宝(ソウジンホウ)で暑い時期を乗り切りましょう。

しっかり睡眠、しっかり入浴、しっかり食事、しっかり運動。

漢方のかわい薬局電話052-471-3774

天気の悪い時には R2・6・22

今日は朝からどんよりしている。

梅雨真っ只中だから当然なのだが・・・

「天気の悪い時は、なんだか体調が良くない」

そんな事を訴える人が多い。

かくいう私もどちらかと言えば当てはまる。

前日飲み過ぎた日には特にだ。

何かが流れていない。

流れないと澱むのは池もカラダも同じだ。

人間の中での流す力は「氣」である。

「氣」が血も津液も流す。

だからこんな時には「氣」わ流す事が大切。

私が「氣」を流す時に飲むのがコレ・・・

仁丹ほどの大きさのお薬。
出来れば少し舐めて頂きたい。

救心感応丸氣というお薬。

調子の悪い日は寝起きでわかる。

そんな時には朝風呂に入って感応丸氣を飲む。

そして少し汗ばむ程度にストレッチをする。

食事はいつもより少なめにして胃腸に負担をかけない。

自分の健康状態は自分で管理する。

薬を飲むだけでもダメ、食事だけでもダメ、運動だけでもダメ。

トータルケアがたいせつ。

自分を愛おしむ事、それが養生の始まり。

自分なりの養生を確立しましょう。

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774

二種類の汗 R2・6・15

今日は朝から良い天気。

ベランダの蓮の花が咲いてメダカ達も嬉しそうに泳いでいる。

湿度が高いのでお店のエアコンはフル稼働している。

エアコンの中に居続けると体調が悪くなる。

私は真夏でも、寝る時や車を運転する時には、窓全開で過ごしている。

タオルを首に巻き汗をタラタラ流していると夏を実感できて気分が良い。

運動をして滝のように汗を流す爽快感は、何物にも代えがたい。

人間は汗腺が備わって体温調節をしている。

使えば強くなり、使わなければ弱くなる。だから汗腺も使うべきだ。

そのためにも一日一度は汗を掻く習慣をつけておくとよい。

ストレッチをしたりジョギングをしたりするだけで汗は噴き出てくるのが今の時期だ。

汗は二種類ある。

ひとつは気持ちの良い汗、もう一つは気持ちの悪い汗。

新陳代謝が活発な時に流れる汗は気持ちの良い汗。

体の内部の熱が逃げて出る汗は気持ちの悪い汗。

もし、体からジトジトと気持ちの悪い汗が出ているようなら考えたほうがいい。

疲労が溜まっているか、体の内側が冷えているかだ。

漢方の世界では体表面に流れる気を「衛気」という。

この「衛気」を強くするのは「脾」と「肺」の二つ。

「脾」の一番の働きは食べ物を消化吸収する力

「肺」の一番の働きは酸素を取り込む力。

どんな汗を掻いたとしてもやはり「衛気」をしっかりさせておくことはとっても大切。

この時期の「衛気」の充実に欠かせないのが「生脈散」

「生脈散」の薬味は人参、麦門冬、黄耆、五味子。

エネルギーを体に閉じ込め、体表面のガードをしっかりして気の充実をはかる。

この時期にピッタリの漢方薬が「生脈散」なのです。

私のランニングの時のスペシャルドリンクは「生脈散」です。

一日一度は気持ちの良い汗を流そう!

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774

2019.4.10 粘膜は潤いが大好き!

アンチエージング・美魔女・・・いつまでも若々しくは永遠のテーマですね。

人間は外見でしか若々しさの判断ができません。ほぼこれで健康状態の見当がつくのも事実です。内臓機能が低下しているのに外観が若々しなんてありえません。もう一つ大切なのが粘膜の状態。今回はこの粘膜のお話です。

粘膜と皮膚の差って知っていますか?

人間な体のバリアであることは同じなのですが、粘膜は粘液で覆われていて細菌やウィルス、アレルゲンなどの侵入を防ぐようにできています。目の粘膜・鼻の粘膜・口の粘膜・消化管粘膜・子宮粘膜とにかく粘膜は潤ってなんぼの世界です。

もし潤いが足りず乾燥していると・・・異物が侵入⇒炎症⇒活発な免疫反応⇒活性酸素発生⇒老化といった経過をたどります。

だから「スキンケアより粘膜ケア」が大切なのです。粘膜がきれいだと当然お肌もきれいだということです。もちろん保湿や清潔にすることは大切ですがそれの何十倍も粘膜ケアは重要なのです。

今日からできる粘膜ケア

リラックス

緊張すると口の中がパサパサになることってありますよね。交感神経が興奮状態では全ての分泌液がストップします。もちろん緊張状態でのんびり食事なんてことはありえないので消化液もストップします。とにかくリラックスが大切。リラックスって深い呼吸とリズム(運動)によって手に入れることができます。

食事

粘膜強化は何といってもベータカロティン(ビタミンA)そしてオメガ3(EPA・DHA)そしてムチン質( ねばねば食品)そして皮膚ビタミンのB2・B6・・・そんな心がけも大切ですが何といっても「腹八分目」ですね。

そんなことに気を使いながら粘膜ケアでアンチエージング!

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774 名古屋市中村区大秋町3-51

 

2019.4.9 運気を上げる漢方薬⁉

遅めだった名古屋の桜もようやく満開。けれども、まだまだ気候は安定せず…。

暖かかったり、寒くなったりの繰り返しが続いています。こんな時は体調も気分も落ち込みがちに。新年度で環境が変わった方も多くいると思います。

知らず知らずにうちに緊張が持続していたり、食欲が低下したり、疲れが抜けなかったり、眠れなかったり…。「あ~、疲れた!もう嫌だ…!」こんなことありますよね。

ここでおすすめの漢方薬があります。それが救心製薬の感応丸”氣” です。

いぜんメーカーの勉強会で感応丸は運気が良くなる漢方薬なんです!というお話を伺いました。「え…?それ、なんか胡散臭い…」とその時は思いました。

しかし何日かしてから、疲れている時に 感応丸”氣” を服用していてハッとして気づきました。漢方薬の 感応丸”氣” は滞った気分やカラダをを巡らせるお薬。

心や体の疲れが取れると、自然に気分も前向きになり物事を良いほうへ考えられたり、何とかなるや!と気楽に考えられるようになっていくものです。

するとどうでしょう…!いつの間にか運気も良くなっていくのです!同じ物事も疲れている時は悲観的にとらえてしましますが気持ちが元気な時は「何とかなる!」と軽くやり過ごせます。

そういう意味では本当に 感応丸”氣” は運を良くする漢方薬なんだな~としみじみ思いました。気分を元気に整えることはカラダを整えることと同じくらい大切なのです。まさに心身一如ですね。

心も体も疲れやすい春先にこそぜひ飲んでいただきたい漢方薬です。心の栄養ドリンクとしてぜひお試しください。お試しの1回分から販売しています。

漢方のかわい薬局 名古屋市中村区大秋町3-51 電話 052-471-3774

2019.3.23 シデコブシ

駐車場のシデコブシの花が咲きだしました。日陰なので花数は少なめですが、毎年桜の少し前から咲き始めピンク色がとても華やか。

コブシのつぼみは辛夷(シンイ)といって漢方処方にも使われる生薬です。この季節に気になる花粉症の鼻詰まりや肺の微熱を取る作用があり、辛夷の入った辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)は蓄膿症などにも効果があります。

このシデコブシのつぼみや花はヒヨドリの大好物なのか、花の咲き始める少し前から満開直前を狙って花びらがことごとく食べられてしまいます。

そのため、鳥の止まりやすい枝先の花はほぼ食い尽くされています…(泣)

漢方薬に使われるくらいの植物なのでヒヨドリにも何か良い効能があるのかもしれません。ただ味は少し辛みのあるものなはずですが…。

花粉症は鼻水だけでなく、鼻詰まりが長引くと蓄膿症のきっかけになることもあります。鼻づまりでお困りの方もぜひご相談くださいね。

漢方のかわい薬局 052-471-3774

2019.3.9 漢方で花粉症対策できます!

今年はやはり花粉が多いのか先週あたりから、花粉症のお薬と黄珠目薬をお求めになられる方が急増しています。

↑は東山公園の河津桜

一口に花粉症の漢方薬といっても症状は人それぞれなので症状に合わせてお作りしています。漢方薬の良いところは眠くならない、口が渇かない、胃にも優しい、意外にも即効性もある…などいろいろあります。

1日分は3包(400円)ですが1日に1包で充分効くという方もいれば、ひどい時には3回服用するという方もいます。いずれにしても体を温めて余分な水分を取り除くようにする薬がメインなので温かいお湯で服用するとさらに効き目がアップします。

花粉症のひどい方はこの時期は甘いものを少し控えたり、食べる量そのものを少し控えると炎症しにくくなります。あと1か月弱ですが、花粉症でお困りの方はぜひ漢方薬もお試しください。

漢方のかわい薬局 電話 052-471-3774

2018・10・17 セルフケア

様々な薬、内視鏡を使った手術、検査装置・・・医学は日に日に進歩しています。

でも、人間に備わっている力には到底及びません。

涙以上の目薬を作る事は出来ません。

胃酸以上の消化剤を作る事は出来ません。

絆創膏は出来てもカサブタを作る事は出来ません。

人間に備わっている自然治癒を高めることが一番大切な事なのに、病気になったらお医者さんに頼ろうとします。重病であればあるほど自分の命を他人に預けます。自分の体は自分のものです。養生した上での病院であり、お薬であるのに自分でできることをあたかも放棄しているような人が多くいます。

人間の重要な臓器は・・・

肝臓・心臓・胃・肺・腎臓があります。(それ以外にも膵臓や胆嚢などもありますが)

その中で自分の意思でケア出来る臓器はどれでしょうか?

おわかりの通りまずは「肺」ですね。深い呼吸、浅い呼吸、早い呼吸、ゆっくりした呼吸・・・自分の思い通りの呼吸が出来ます。

もうひとつは「胃」です。何を食べるか、どれだけ食べるか、それとも食べずに胃を休ませるか思いのまま調整ができます。

いつもそのお話をお客様にします。(呼吸の仕方、食べかた)それだけで今の状態よりワンランク上の体を手に入れることができます。

それ以外の臓器は自分の意思ではどうしようもないですね?

本当にそうでしょうか?

いやいや自分の意思で機能を高めることができます。

それは「あたためること」

入浴、運動、マッサージ色々ありますが、今回紹介するのが温灸。

特に全身のツボが集中している耳の温灸をオススメしています。

「全身が温まる」「ぐっすり眠れる」「気持ちが落ち着く」そんな声を聞きます。

耳を温めるって本当に気持ちいいのです。

自分の体をいたわるのが「養生」の本質なのです。

養生とは、死ぬまでコツコツ続ける事をいうのです。

あなたにあった養生法を一緒に考えるのが漢方のかわい薬局の仕事だと思っています。

誰も代わりに食事をしてくれません。

誰も代わりに呼吸をしてくれません。

誰も代わりに養生をしてくれませんよ!

漢方のかわい薬局

名古屋市中村区大秋町3-51

電話 052-471-3774

毎日温灸体験会をしています。今日も3人体験に来て喜んでいました。

ココロとカラダを強くし自然治癒力を高めることを目指します。

2018・9・10 美の追求!

昨日は私の58歳の誕生日でした。歳を重ねることを幸せと感じられる自分でありたいと思っています。年齢とともに衰えを感じることはあありますが、思慮や分別、余裕などオトナの雰囲気を醸し出すことも出来ます。(出来るといいな!)

若い時と違って無理は出来ません。そのためにカラダの中をケアする事は大切です。それだけだなく外見に気をかける事も大切な事です。シワがあるより無い方が、白髪があるより無い方が、お腹が出るより締まっている方が、お肌がくすんでいるより、艶がある方がいいに決まっています。

外見にこだわっていれば、おのずとカラダの中も整ってきます。一石二鳥ですね。五臓六腑がバランスを保てば見た目もカラダの内側も元気で若々しくなります。Anti-agingでなくtake a cheerfully yearですね。

そこでコッソリ凄い新商品の発売のお知らせです。(10月下旬)

クレオパトラが飲んでいたという「ツバメの巣」…マレーシアの政府機関に認定されたハウス、収穫、販売を一括生産していますので、完全で高品質なものです。当面は受注発注の形でのお届けです。(予約をいただき発注します) 1本50ml×5本で17300円(税抜き)です。

1週目は5日連続で1日1本 2週目以降は週に1本 1ヶ月経過した時のお肌や体調の変化には「ビックリ!」のはずです。

それともう一つ「手頃な値段で綺麗に元気になる新商品もあります。」10月発売予定。

今モニターで使っていますが「お肌のハリが出てきた」「髪の毛がしっかりしてきた」「コレステロールが下がった」などのこえをいただいております。これは在庫がありますのでいつでも注文を受けれます!

秋には素晴らしい商品が入荷しますのでワクワクしながらお待ちください。

名古屋市中村区大秋町3ー51

漢方のかわい薬局

電話 052-471-3774