煩悩 R2・12・11

魂とは生きた人間に宿り、心を動かすもの。

無心とは心の動きが停止している状態。

と言うことは魂を一時停止させる事。

人間の魂の中に煩悩がある。

煩悩とは欲の事。

欲は人間を苦しめると言われている。

ならば無心も一つの欲望ではないだろうか。

無心になりたくてもなれない。

だから人は苦しむのである。

108つの煩悩のうち一番強い欲望が無心だと思う。

無心になりたくてもなれない、なれたことがない。

だから108つの鐘をつき煩悩を断ち切る。

本当は断ち切れないものを断ち切ったつもりになる。

一つのリセットと考えれば良い。

リセットした瞬間に欲望が出てくるのが人間。

ならば「私は欲の塊です」と割り切りたい。

無欲なんて死んでから考えればいい。

欲が人の為になる欲とすればいい。

優しくなりたいと思う欲。

素直になりたいと思う欲。

出来なくて苦しむけど、こんな欲で煩悩を埋め尽くせばいい。

暮れになるとそんな事を思うようになる。

暮れだけでなく毎日朝に煩悩を断ち切ろう。

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